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知って得する弁護士BOX


2006(平成18)年10月9日(月) 10時45分〜10時55分

女性弁護士のあれこれ

弁護士 麻生絵美

   
最近女性弁護士が増えているようですが、その割合、人数は?
平成17年の数字になりますが、全国の女性弁護士数が2648名で弁護士全体の約12.5%を占めています。平成7年は女性弁護士の割合が約6.6%だったことを考えると確実に増加してきていることが分かります。
また、平成16年度の司法試験では合格者中24.7%が女性でした。このことからも近年急激に法曹界に女性が進出してきていることが分かります。静岡県では現在22名の女性弁護士がいます。
なぜ女性弁護士の数が増加しているのですか。
一つには社会全体的に女性の社会進出が進んだことがあると思います。また、弁護士の世界は、女性であっても男性と全く同等に仕事ができるというのも女性にとって一つの魅力になっているのだと思います。 
その他、司法試験の合格者数が増加し、合格者の平均年齢が低下してきたことで、以前よりは女性が弁護士を目指し易くなったことも女性弁護士増加の要因としてあると思います。
実際に弁護士になってみて、女性の弁護士と男性の弁護士の仕事に違いはありますか。

仕事の内容には、男性女性の違いは全くありません。
ただ、事件の種類によっては、相談者が女性の弁護士を強く希望する場合もあります。

それはどういう事件ですか。
そうですね。例えば、ドメスティックバイオレンスいわゆるDVの事件やセクハラ事件、性犯罪事件など、被害者が女性で事件の内容を男性には話しにくいようなケースです。
こうしたケースで、被害者の女性が法律相談を受けたいと思っても弁護士が男性だと思うだけで相談を持ちかけることができず、適切な法的サポートが受けられないというのでは非常に問題です。
なので、こうした女性に対して、迅速で適切な法的サポートを提供できるような環境を整備することも我々女性弁護士に課せられた課題だと考えています。ただ、DV事件などの場合、加害者の男性と対応していくにはむしろ男性弁護士の方が好ましいというケースもあると思いますし、男性弁護士でも職務としてきちんと対応してくれますので、あまり心配する必要はないと思います。
では、女性弁護士に相談したいという場合はどうしたらいいのですか。
女性弁護士だけが担当する法律相談があります。静岡支部ではアイセル21女性会館と静岡県男女共同参画センターあざれあで、浜松支部では、浜松市女性交流室で行っています。
また、弁護士会では、急を要する場合には直接女性弁護士を紹介するようにしています。
今月から始まった日本司法支援センター通称法テラスでも、相談者から女性弁護士に相談したいとの希望があった場合には、同様の対応をするものと思われます。
 

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