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今回は、最近のニュースから法律に関する話題をお聞きしたいと思います。
先日、ライブドアの堀江前社長に対して2年6月の実刑判決が下されたことが話題となりましたね。
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そうですね。今回の判決は、堀江前社長が、株の取引に関するルールを定めた証券取引法という法律に違反して、会社の経営状態について嘘の報告をしたことに対する刑事裁判の判決ですが、今までの同じような犯罪とは違って実刑判決であったということもあって、大きな話題となったのです。 |
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堀江前社長は、控訴する方針のようですが、今後、ライブドア問題はどのように展開していくのでしょうか。 |
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はい。今回、判決が出たのは、犯罪を犯したとされる人を、国が、法律に従って有罪か無罪か、有罪であればその刑を決めるという刑事裁判の手続です。
これから裁判員制度が導入されるのも、この刑事裁判ですね。
一方、堀江前社長に対しては、嘘の報告に基づいてライブドアの株を購入した大勢の個人の株主から、株価が下がったことによって損害を受けたとして、民事裁判も起こされています。民事裁判について、本格的な裁判が始まるのはこれからですが、今後は、同じように損害を受けた人が、堀江前社長に対して民事裁判を起こすケースが増えるかもしれません。 |
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過去には、市町村長などの行政のトップが損害賠償の責任を問われるケースもあったようですが、ライブドア事件のように、これからは、企業のトップの責任がはっきりと問われる時代になったということでしょうか。 |
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そうですね。市町村長では、金額の大きいところだと、名古屋市長らが2億円以上、京都市長が4億円以上の損害賠償を命じられたケースもあります。
今後は、市町村の運営はもちろん、企業の経営も、透明で公正に行われなければならないということですね。
ところで、「コンプライアンス」という言葉を聞いたことはありますか。
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はい。不二家の事件でも問題になっていましたよね。ただ、その意味となると具体的にどういうことなのかよく分からないのですが。 |
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「コンプライアンス」というのは、一言でいうと「法令遵守」、つまり、会社を経営する場合には、法律をきちんと守りなさい、ということなんです。 |
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えっ。しかし、法律を守ることは、個人であれ、企業であれ、当たり前ではないか、と思うのですが…? |
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そのとおりです。しかし、残念なことに、これまで企業は、自分たちの利益を追求するあまりに、法律を軽視することがなかったわけではないのです。
そこで、最近では、企業が法律を守るしくみを自分たちできちんと作って、透明、公正に企業活動をしなさい、ということが法律で決められたのですが、今回のライブドア事件は、まさにこのような流れの中で起きた、コンプライアンスに真っ向から反する事件だったわけです。
それだけに、企業のトップである堀江前社長に対しても、厳しい判決が出たといえるのではないでしょうか。 |
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そうすると、ライブドア事件については、今後、コンプライアンスという意味から民事裁判にも注目していきたいところですね。 |