2014年5月20日
憲法講演「戦争のない国へ」と題して,田中氏の講演会を開催します。
本年5月15日,安倍総理大臣の私的諮問機関である『安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会』は,歴代の政府が憲法上容認されないとし続けてきた集団的自衛権の行使は,憲法解釈上容認されるべきとする報告書を提出し,安倍総理大臣は憲法解釈を変更して集団的自由権の行使を可能にするための作業を急ぐと表明しました。
しかし,集団的自衛権の行使を認めることは国家間や国家とテロ組織との戦争に我が国が巻き込まれることを意味します。
それは実際に戦力を行使することになるであろう自衛隊員だけではなく,国内で生活する我々国民の生命・身体の安全にも直接関わる問題であり,現行憲法の下で国民が享受してきた平和の在り方を根本的に揺るがす大きな問題です。
この問題を考えるに当たっては単に現在の世界情勢だけを見るのではなく,先人達の知恵も大きなヒントとなります。
そこで,江戸文化研究者であり,この春からは東京六大学で史上初の女性総長に就任された法政大学の田中優子先生をお招きし,泰平の世が200年以上も続いた江戸時代の人々の知恵を踏まえ,真に『戦争をしない国』になるためにはどのようにすればよいのか,ご講演して頂きます。
入場無料、予約不要です。是非お越し下さい。
日時 2014年6月14日(土)18時30分~ (開場18時)
場所 静岡労政会館 大ホール
入場無料・予約不要
定員500名(先着順)
主催・問い合わせ
静岡県弁護士会 電話 054-252-0008
(受付時間 平日午前9時から午後5時まで)
*午後12時から午後1時までの間は除く
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